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書籍紹介
新着情報TOPICS

2024/05/2  NEW!
日刊工業新聞社の雑誌プレス技術2024年5月号に、小川の特集記事 『プレス加工のための原価管理の基礎と応用』が掲載されました。

2023/06/1
日刊工業新聞社の雑誌プレス技術2023年6月号に、小川の特集記事 『工場の環境・レイアウトの改善に必要な8つのステップ』が掲載されました。

2023/05/1
日刊工業新聞社の雑誌工場管理2023年5月号に、橋本の特集記事『今、生産技術が担うべき役割を問う』が掲載されました。

2023/04/1
日本プラントメンテナンス協会の機関紙プラントエンジニア2023年4月号に、橋本の特集記事『デジタル・サプライチェーン−マス・カスタマイゼーションはSCの理想形−』が掲載されました。

2022/05/24
日本プラントメンテナンス協会の機関紙プラントエンジニア2022年6月号に、橋本の特集記事『スマート・ファクトリーへの道−業績直結型デジタルツインとIoTの構築−!』が掲載されます。

2022/05/17  NEW!
小川正樹の新著 『プロ直伝!必ず役立つデータ分析と統計』が2022年5月17日にナツメ社より出版されました。

2021/10/20
日刊工業新聞社発行の雑誌 『工場管理2021年11月号』 に橋本賢一の記事『管理・間接部門の改善推進に必要なモチベーションアップ』が掲載されました。

2021/06/4
小川正樹の新著 『成功する管理会計の基本』が2021年6月4日にナツメ社より出版されました。

2020/04/13
小川正樹の新著『必ずわかる原価計算のしくみと実務』が2020年4月8日にナツメ社より出版されました。

2020/02/28
日本プラントメンテナンス協会の機関紙プラントエンジニア2020年3月号に、橋本の特集記事『設備投資の意思決定を誤るな!!』が掲載されました。

2019/05/07
日本インダストリアル・エンジニアリング協会の機関紙「IEレビュー」310号 2019 Vol.60 No.2 に大塚の特集記事『生産効率は上流のモジュラーデザインで決定する』が掲載されました。

2019/03/14
日本インダストリアル・エンジニアリング協会より、功労賞を授与されました。

2019/02/01
日本プラントメンテナンス協会の機関紙プラントエンジニア2019年2月号に、橋本の特集記事『生産性向上=自動化ではない』が掲載されました。

2018/09/26
弊社、常務取締役の大塚泰雄が代表を務める モジュラーデザイン研究会の【ECM/MDI 第6回定例講演会】が 来る10月22日(月)に品川で開催されます。 モジュラーデザインに関する研究報告や事例発表の機会と なっております。 参加費は無料ですので、ぜひご参加ください。 申込みはコチラより。

2018/09/20
橋本賢一の新著『実践 原価計算』が10月12日に日本能率協会マネジメントセンターより出版となります。こちらから予約を承ります。

2018/04/26
日本プラントメンテナンス協会の機関紙プラントエンジニア2018年5月号に、橋本の特集記事『業績に直結する改善活動の進め方』が掲載されました。

2018/1/5
日刊工業新聞社の雑誌「工場管理」2017年12月号に、田村の特集記事『人と設備の能力を最大化する工場レイアウトの鉄則』が掲載されました。

2017/05/30
日本プラントメンテナンス協会の機関紙プラントエンジニア2017年6月号に、橋本の特集記事『付加価値を生む最適資源配分』が掲載されました。

2016/06/29
日本プラントメンテナンス協会の機関紙プラントエンジニア2016年7月号に、橋本の特集記事『投資の意思決定と設備投資』が掲載されました。

2016/06/06
コンサルタントコラムのクイズに答えて書籍プレゼント! 詳しくは該当コラムをご覧ください。

2015/03/10
中央大学経理研究所発行の経理研究第58号に、橋本賢一の執筆した
<未来の利益に繋がる「管理会計」の活用>の記事が掲載されました。

2014/12/26
田村孝文・小川正樹の新著『すぐに使える工場レイアウト改善の実務』が12/26に発売になりました。

2014/12/10
日本プラントメンテナンス協会の機関紙プラントエンジニア2014年12月号に、橋本の特集記事『人・設備の最適組み合わせライフサイクルメンテナンス』が掲載されました。

2014/06/19
動画コラム「見てわかる改善の原則」シリーズをアップグレードしました(6/19最新コラム)

2013/11/14 
大塚泰雄の新著『トコトンやさしい原価管理の本』が11/14に発売になりました。

2013/10/11
日本モジュラーデザイン研究会2013年度研究成果報告講演会
橋本が講演を行いました。

2013/07/30
日本プラントメンテナンス協会の機関紙プラントエンジニア2013年8月号に、橋本の特集記事『マス・カスタム生産方式の構築』が掲載されました。

2013/03/21
税務経理協会発行の税経セミナー4月号に、小川正樹の執筆した明治大学専門職大学院「原価管理」の記事が掲載されました。

2012/08/10
小川正樹の新著『見える化でわかる原価情報システムの作り方と使い方』が8/10に発売になりました。

2012/03/19
橋本賢一の新著『正しい意思決定のための経済性工学がわかる本』が3/17発売になりました。

2011/09/09
橋本賢一の新著『見える化でわかる限界利益と付加価値』が9/9に発売になりました。

2011/08/29
日本プラントメンテナンス協会の機関紙プラントエンジニア2011年9月号に、橋本の特集記事『管理監督者の原価革新』が掲載されました。

2011/03/17
橋本賢一の新著『間接・サービス部門の原価管理』が3/17に発売になりました。

2010/12/20
田村孝文/大塚泰雄の新著『ムダつぶしコストダウン』が12/20に発売になりました。

2010/11/12
小川正樹の新著『開発段階の製品原価管理』が11/12に発売になりました。

2010/07/16
橋本賢一・大塚泰雄の新著『見える化でわかる売り値と買い値』が7/16に発売になりました。

2010/07/14
中国 西南科技大学の『国際IE大会』で橋本賢一と田村孝文が、中国のIEの推進をテーマに講演を行いました。

2010/03/25
小川正樹の新著『見える化でわかる原価計算』が発売されました。

2010/03/01
中部産業連盟 プログレス2010年3月号に小川の『コストダウンは設計から作り込む〜開発設計段階におけるコスト低減7つのヒント〜』 の記事が掲載されました。

2010/02/22
コンサルタントコラムを新設しました。不定期でコラムを掲載します。

2010/02/01
大塚泰雄の共著『第一線監督者マネジメントガイド』が発売されました。

2009/11/28
田村孝文の新著『図解でわかる生産の実務 作業改善 』が発売されました。

2009/ 8/20
小川正樹の新著『よくわかる「品質改善」の本』が発売されました。

2009/ 6/22
Me-learningはメンテナンス中です。詳細につきましてはお問合せください。

2009/ 5/15
『Business Risk Management』5月号に橋本の『生産性が高まる「ムダとり」のポイント』の記事が掲載されました。

2009/ 2/18
日本能率協会 2009生産革新総合大会で海外工場の生産革新について講演を行いました。

2009/ 2/18
小川正樹の新著『図解でわかる生産の実務 高品質・低コスト生産のすべて』が発売されました。

2009/ 1/19
Me-learningを再開しました。

2008/11/20
大塚泰雄の新著『よくわかる金型の原価管理とコストダウン』が発売されました。

2008/11/17
橋本賢一の新著『社長!経営が見えていますか?』が発売されました。

2008/8/29
教育研修ぺージリニューアルしました。

2008/8/22
橋本賢一の新著『よくわかる「ムダとり」の本』が発売されました。

2008/8/12
小川正樹の新著『よくわかる「レイアウト改善の本』が発売されました。

2008/4 / 1
Me-learning『計画・意志決定のための経済性工学』コース リニューアルしました。

2008/2/22
小川正樹の新著『絵でみる原価計算のしくみ』が発売されました。

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コンサルタントコラム

コンサルタントコラム

  

 飲料自販機で儲かっているのは電力会社だけか

 

 

前回のコラム 利益管理は見えるようにすることから の続きです。

 

 ■赤字になる原因が見えてきた
 販売本数が増えると、原価を構成する仕入高、電気代、減価償却費、一般管理費がどのように変わるかを調べると、赤字が生まれるメカニズムがわかります。図1を参照しながら解説してみましょう。


 売値100円の缶コーヒーを1本売ると、電気代と一般管理費の総原価9,000円を1本で負担することになります。缶コーヒーの原価は仕入値80円/本ですが、電気代と一般管理費を含めると9,080円/本になります。1本当たり100円の売値なので△8,980円の赤字です。

 2本売れば、仕入高、電気代、一般管理費の総原価9,160円を2本で割って1本当たり4,580円(9,160÷2本)の原価になります。同じく1本当たり100円の売値なので△4,480円(△8,960円÷2本or100円−4,580円)の赤字です。

 現在の400本の売上のときの総原価は、仕入高32,000円+電気代など9,000円の41,000円です。そこで、売上高40,000円から総原価の41,000円を差し引くと、△1,000円の赤字になります。


■赤字を生む原因は原価に変動費と固定費があるから
 図2は現在400本売れているときの1本当たりの原価と利益を計算したものです。400本売れているときの総原価41,000円を400本で割ると、102.5円/本(41,000円÷400本)の原価になり、1本当たり△2.5円(△1,000円÷400本or100円−102.5円)の赤字です。

 どうやら、売上と比例関係にある変動費と、比例関係にない固定費があるために利益の計算が複雑になっているようです。製品別の原価は仕入高のように販売量・生産量の増減に比例してかかる変動費と、電気代や一般管理費のように販売量・生産量の増減とは無関係に一定である固定費があります。販売本数が増えれば売上と変動費は増えますが、固定費はそれに比例して増えも減りもしません。

 変動費は1個いくらの仕入高がかかるかを積上計算しますが、固定費は全体の固定費をそのときの販売量で割って1個当たりを計算します。計算結果だけを見ると同じように見えますが、変動費は積上計算、固定費は割振計算で、両者はまったく性質の違う原価だったのです。


■飲料自販機は何本売れば儲かるか
 飲料自動販売機は、現在の400本の売上では102.5円/本の原価で、△2.5円/本の赤字ですが、販売本数が増えると1本当たりの固定費がだんだん安くなります。やがて黒字になりますが、一体何本売れば黒字になるのでしょうか。図に入るAとBの数字を計算してみましょう。

 1台の飲料自販機で月当たり450本売れば、売上高は45,000円になり、仕入高の36,000円と電気代の9,000円をプラスした原価計の45,000円とイコールになります。したがって451本以上売れば利益が出ます。450円が損益を分ける分岐点だったのです。

 Aの答えは450本、Bの答えは45,000円です。

 

 

 

 

(次回へ続きます)

                    

 

このコラムに興味のある方へのおすすめ書籍:見える化でわかる限界利益と付加価値 

 

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第1位 何が直接費で、何が間接費か?

第2位 どうして「限界利益」って呼ぶのか

第3位 限界利益があれば赤字受注してよい

第4位 原価のしくみ きほんのき 

第5位 材料費・労務費・製造経費を計算する

第6位 どこまでの範囲が原価に入るのか

第7位 直接労務費は変動費として扱うか

第8位 変動費か固定費かの判断に迷ったら

第9位 変動費・固定費とは

第10位 主要因をヒストグラムで見える化する

 

 

コンサルタントコラム:バックナンバー

 

限界利益があれば赤字受注してよい

どうして「限界利益」って呼ぶのか

なぜ改善しても利益に繋がらないのか

親会社からの年5%のコストダウン要請にどう応えたか

損益を分ける分岐点BEP-Break Even Point-を計算する

付加価値はどのように求めるか

他社にない技術力で付加価値を高める

どのくらい売上げたら利益が出るか

飲料自販機で儲かっているのは電力会社だけか

利益図表・損益分岐点図表を描いてみる

半値にしても倍売れば元がとれるか?

利益管理は見えるようにすることから−損益分岐点を計算する−

プロダクトミックスで付加価値をつける

設備投資をしてまで受注するか

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割り勘計算は損得計算ではない

設備の売却損が出ても得をする

利益はどのようにして生まれるのか

 

何が直接費で、何が間接費か?

変動費か固定費かの判断に迷ったら

どこまでの範囲が原価に入るのか

直接労務費は変動費として扱うか

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